つなの意見。

書評や映画やドラマの感想、乃木坂についてを綴ります

「眠れる森の美女」〈グリム童話とディズニー映画〉 9月になってからだいぶ日も経ちましたがまだ少し暑い気がします。大学も始まって夏休みボケも無くなってしまいました。秋の味覚を堪能したいのですが、まだそれらしいものは口にしていません笑 あと秋服が欲しい!母にそう言ったら今ある服絶対要らないものがあるから捨てなさいと言われてしまいました。服の管理って結構難しい気がします。せっかくだから売ろうと思いましたがタグがついたままの

元推しの齋藤飛鳥ちゃんのブログみたいな長文タイトルを真似してみました。一時期飽きて短文になってたこともあったとか、、、わざと文章をちゃんと終わらせないところが面白いなと思います。

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http://blog.nogizaka46.com/asuka.saito/smph/

 

今回のテーマとしては「ディズニー作品とグリム童話」です。主に相違点について触れていきたいと思います。少し前に「本当は恐ろしいグリム童話」という本が流行りましたね。今回の「眠れる森の美女」は恐ろしい内容ではありませんが私はグリム童話は小学校高学年くらいにハマりました。グリム童話のよく知られている話はディズニーで映画化などされていますがその内容とは違ったのでその部分がハマる原因だったのだと思います。


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https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E6%81%90%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A0%E7%AB%A5%E8%A9%B1-WANIBUNKO-%E6%A1%90%E7%94%9F-%E6%93%8D/dp/458439119X

 

グリム童話福音館書店の「グリムの昔話」シリーズを読んでいました。母が福音館書店の本は良いと言っていて、実際グリム童話初版の内容も忠実に再現されていると思います。


グリムの昔話1|福音館書店

 

それでは、ディズニー作品と何が違うのか触れていきたいと思います。

ディズニープリンセスである、「白雪姫」、「眠れる森の美女」、「シンデレラ」、「ラプンツェル」の話はグリム童話が原作です。今回は「眠れる森の美女」について説明していきたいと思います。

 

眠れる森の美女

「眠れる森の美女」のDVDのリンクを下に貼っておきました。今やデジタルリマスター版的なものもあるのでしょうか…?画像を見た感じでも映像が綺麗なことが伝わってきます。

https://www.disney.co.jp/studio/animation/0030.html

 

まず、グリム童話では「いばら姫」という題名になっています。

また、登場人物の名前はディズニー映画の方でそれぞれ「オーロラ姫」のように付けられていますが原作では名前は付けられていません。

ディズニーの中では子供ができない王妃と王が困っていたという描写があり、原作にもあります。しかし、お妃が水浴びをしていた時にカエルから子供を授かる予言のようなものをする原作の部分はディズニーでは省かれています。また、カエルの部分が私が読んだリンクの絵本(https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=8978&spf=1)ではカニになっていました。因みにこの絵本は絵がとても綺麗です。

ディズニーではマレフィセントや3人の妖精たちにあたるのは原作では占い女となっています。また、原作では占い女がその国に13人いるという設定です。マレフィセントにあたる13人目の占い女が姫の誕生祝いに呼ばれなかったのは、食事を出すお皿が12枚しかなかったためでした。マレフィセントが呼ばれなかったのは城から離れたところに住んでいて、あまりにも外に出ないので死んでしまったのだと勘違いされていたからだったような気がします。

ディズニーでマレフィセントの呪いを恐れた王たちはオーロラの安全のため、3人の妖精たちと城より離れた森の小屋で暮らさせます。妖精たちはオーロラをブライア・ローズと仮名で呼び姫としては育てませんでした。オーロラは自分の身分や名前などを知らず16歳の誕生日の日没後にまた城に帰るという約束でそこで暮らすのでした。この途中にフィリップ王子に出会いますがディズニーらしく恋愛要素が強いように感じます。夜に森の小屋で会うことを約束しますが、お城に帰らなけらばならずその日オーロラは身分や婚約者がいることも妖精たちに明かされます。実は生まれながらの婚約相手がフィリップとは知らないオーロラは城に帰ってもふさぎこんでいました。しかし、城に帰ったことによりマレフィセントの呪いが実現してしまうのでした。

原作では王妃と王が出かけている最中に姫が城の古い塔を見つけます。そこにいた老婆が糸を紡いでいるのを真似しようとつむ(糸を紡ぐときの道具)を持つことで呪いがかかります。これをきっかけに国中の何もかも(焼肉なども)が眠ってしまいます。ディズニーでは16歳のお祝いの準備をしていた人々を悲しませないように、と妖精たちが人々が眠ってしまう魔法をかけるのでした。

ディズニー映画の後半の方は特に原作と違っています。キスをして目覚めるまでほとんど違います。小屋で会う約束をしていたフィリップですがそれをマレフィセントに阻まれ、彼女の魔の城に幽閉されてしまいます。しかし呪いを解くためにはフィリップとオーロラがキスをすることと分かった妖精たちに助けられ、マレフィセントに打ち勝つ武器を授けるのでした。いばらで囲まれた城にフィリップが向かいドラゴンに姿を変えたマレフィセントと戦って勝ちますが上記のような場面はありません。 

原作でいばらが城に張り巡らされる理由は何が原因かは書いてありませんでした。また、城にやってきて最終的にキスをする王子は婚約者などではありません。美しい姫の言い伝えを聞いた王子たちはいばらの垣根のせいで城に入る前に命を落としてしまっていました。しかしある王子が命を落とすことを恐れず城に向かいました。すると、そのいばらはすーっと口を開け、王子が通るとまた塞がったのでした。

キスをして目覚める所は原作と変わりません。

 

また長くなってしまいましたが、レポートの課題などでこのようなものがあったら楽しいと思いました。また気が向いたら「白雪姫」などもやってみたいと思います。