『ユリゴコロ』沼田まほかる 身近にいる人
今日は思っていたより寒くてびっくりしました。用事のためにスーツで学校に行っていたのですが、スーツだけで上着を持っていきませんでした。スーツ着てると意外と暑いと聞きますがそんなことなかったです笑
今回は沼田まほかるさんの『ユリゴコロ』を読みました。映画化もされていた作品です。
〈小説〉
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/smp/book/bookview/978-4-575-51642-5/smp.html
〈映画〉
http://yurigokoro-movie.jp/sp/
〈あらすじ〉
ドッグラン付きの喫茶店を経営している亮介の恋人、千絵がある日忽然と消えてしまった。
亮介の母も亡くなってしまい、父も病気でもう先は長くないという。
そんな中、亮介は実家で「ユリゴコロ」というタイトルの4冊のノートを見つける。そこに綴られていたのは殺人を繰り返す人間の、生々しい告白文だった。一体この人物は誰なのか、この一家で何があったのか…。
〈感想〉(※ネタバレ含む)
まず、すごく読みやすかったです。一日で読めてしまいました。
構成として「ユリゴコロ」の内容の方が気になり過ぎてしまって(というか面白くて)亮介の話よりそっちの方が気になってしまいました笑
家にそのノートがあるのはどう考えても不自然だと思いますが、私は最初このノートを書いたのが千絵かと思っていました。
結局、「ユリゴコロ」を美紗子は「ヨリドコロ」と幼い頃に聞き間違えたのではないかと言っていましたが、「ユリゴコロ」とは何なのでしょうか。「殺意」的なものなのかもしれません。
最後の結末はすごく驚きました。実際にも、以外に身近な人が自分の肉親だったりするんですかね。推理小説を読み慣れている人は分かるのかもしれませんが、私は読み慣れていないので分かりませんでした。
いつも読み終わった後すぐにブログを書くのですが色々手間取ってしまったので感想が雑になってしまいました。
ぜひ読んでみてください。