『時をかけるゆとり』 朝井リョウ 共感
今日は授業が二限までだったので終わってから冬休みです笑 まだ旅行に行くこと以外全く予定が決まっていないのですが嬉しいです!
今回読んだのは朝井リョウの『時をかけるゆとり』でした。
〈内容〉
朝井リョウの大学時代を中心としたエッセイ。抱腹絶倒必須。
〈感想〉(※ネタバレ含む)
まず、お恥ずかしながら朝井リョウさんが思ったよりお若いことに驚きました。もう少し歳が上の方だと思っていたのでこの作品を読んでいて未だに違和感が拭えませんでした。
エッセイとは思えないほど面白いエピソードが多く、朝井リョウさんの人生はかなり楽しそうだな、と思ったのですが2日間かけて長距離を歩いたり自転車で東京から京都までなんて私は絶対無理だし嫌です笑
多少脚色はある気がするのですが、本当に朝井さんは面白い体験をしているのだと思いました。あと、就職活動をして企業にお勤めしたことがあるとは初めて知りました。でも確かに『何者』で賞を取ったのは自身の経験があるからということもあるのでしょう。
朝井さんが大学2年生の時に書いた就職活動に関するエッセイは全く就活をしていない時に書かれたというのはすごいと思いました。また、自分の書いたそのエッセイにこの本の中で添削をしていたのは斬新だと思いました。
主に就活のエッセイの部分で「わかる」と共感するところが多かったのですが、全体的に作中で共感できる点が多くありました。大学生の時の朝井さんのエッセイなので歳が近く、共感できるのではないかと思いました。
でも、万人が共感を得るエッセイではないかと思います。
エッセイはあまり好きではないのですが、とても楽しんで読むことが出来ました。パロディネタのようなものも多くて面白かったです。
是非読んでみて下さい。