『怪盗ルパン 奇巌城』 ルブラン ルパンのイメージ
最近は本当に寒いですね。しみるような寒さです。寒いと言うより痛いですね笑 体調も崩しやすいと思うので体調管理に気をつけたいと思います。
今回読んだのは、ルブランの『怪盗ルパン 奇巌城』でした。表紙の絵は『家庭教師ヒットマンREBORN!』の作者である天野明さんが描かれています。この企画で、『人間失格』の表紙を『DEATHNOTE』の作者さんが書かれていたりしました。
〈あらすじ〉
名探偵シャーロック・ホームズと名前を並べられるほどの高校生ボートルレは、怪盗ルパンとフランス王家の財宝をめぐって対峙する。ルパンの正体が今、明かされる…
〈感想〉(※ネタバレ含む)
元々海外文学が日本語に訳されているものが結構苦手なのですが(大体そうなのに)やっぱり苦手だと思いました。読むのにすごく骨が折れました。
ルパンというと、やはりルパン三世のイメージが強いのですが名前だけモデルにしたのかよく知りませんがアルセーヌ・ルパンはルパン三世とは全然違うと思いました。
正直全く物語に追いつけていた感じがしません笑 謎解きもモールス信号か何かかと思いましたが全然違いました。正直ルパンは誰にでもなれると思うのでルパンの真の姿(であるかどうかも微妙ですが)がわかった時は驚きました!
ボートルレもルパンもキャラクター性がとても良かったです!
ボートルレは頭脳明晰で、それでどこか飄々としていて生意気なところが良いなぁと思いました。
ルパンは掴みどころがなく、絶対に相手に正体を明かすことがないというのがルパンの手強さがよく表れていると思いました。
また、表紙の次のページに発行された当初の絵や、舞台となった場所の写真が載っていてそのためより臨場感がありました。
私の解釈違いでなければマリーアントワネットとアルセーヌ・ルパンが親友という設定だったと思うのですが、流石にフィクションにしても無理があると思いました。
最後の結末はすごく悲しかったです…
怪盗ルパンシリーズは私にはちょっと難しかったかもしれません… シャーロック・ホームズも苦手だったので読みやすいものがあれば知りたいです。
是非読んでみて下さい。