『イルカの恋、カンガルーの友情』 景山民夫 目まぐるしい日常
今日は暖かい日でした。しかし夕方は寒く感じたのでやはり気温差が激しかったと思います。
今回読んだのは景山民夫の『イルカの恋、カンガルーの友情』でした。
景山民夫の34編のエッセイとなっています。
https://www.kadokawa.co.jp/product/199999173602/
〈感想〉(※ネタバレ含む)
1番始めに収録されている「食材広州」の話が衝撃的でかなり印象に残っています。食欲を無くすような話をして、他の人のデザートを貰おうという魂胆でこの話をしたのかと少し思いました。
エッセイはあまり好きではなく、あと露骨な下ネタが多い話だったのでそこが少し嫌でした。でも、この景山さんが毎日のように面白い日常を送っていることがよく分かりました。波乱万丈な人生とも言えるかもしれません笑
タイトルにもなっている「イルカの恋、カンガルーの友情」は動物にテレパシーを送れるという話でした。私は動物が好きなのですが、あまり好かれないような気がするのと犬が苦手です。イルカに恋をされたというのはいささか勘違いのように思えますが、テレパシーを送れたら犬が怖いなどと思われないだろうと思ったので少し羨ましく思いました。テレパシーを通して仲良くもなれそうですね。カンガルーに関してはテレパシーなどなく仲良くなれていて少しシュールでした。
エッセイではありますが本当にこんな話あるのかと思ってしまう程のことも作中にあったので景山さんの人生は目まぐるしいものでしょうね。
かなり感想を述べにくい本でした。景山さんの他の本も気になったので読んでみたいと思います。
ぜひ読んでみて下さい。