『渇き。』『果てしなき渇き』 両方を微かな記憶で比べてみる
今回は、GyaO!で『渇き。』が配信されていたので2回目に観ることにしました。 2回見ても好きな映画でした。グロさはやっぱり苦手ですが笑
小説↓
映画↓
https://gyao.yahoo.co.jp/player/01070/v00372/v0000000000000000703/
〈あらすじ〉
失踪した藤島の娘、加奈子。藤島は離婚してから娘とも妻とも疎遠になっていた。加奈子の行方を探すため捜査を続ける藤島は加奈子の正体をだんだんと暴いていくが…
〈感想〉(※ネタバレ含む)
映画は今日観たので良いんですが、本は5年前くらいに読んだのでだいぶ記憶が曖昧です。ただ、今までに読んだ小説の中で読んでいて1番気持ち悪くなったことは覚えています笑 それもそれで深町さんの才能だと思うのですが。
映画はとにかくグロいなというイメージが強いのですが、主人公加奈子の役、小松菜奈ちゃんがとにかくハマり役だというのがオススメポイントです。これは皆彼女の事好きになっちゃうなっていう納得の感想です。
キャスティングは素晴らしいと思います。
あと、特にパーティのシーンが最高だなって思います。大好きです笑
小説と映画の違いはあんまり無い気がします。こんなの映画化したら絶対R-18でしょという感じなのですが、それをR15で実現したのはすごいなと思います。
細かな違いはあると思います。映画で加奈子に対して性的な暴力をふるっていたという藤島は殺すために酔って暴力をふったというニュアンスになっていました。
また、小説では緒方はチョウに犯されたショックで自殺したとなっていましたが、映画では加奈子が死へと追い詰めたという感じになっていました。
小説は先程も言ったようにかなり気持ち悪く感じたのですが、それだけリアリティがあったからだと思います。
中島哲也の映画はやっぱり面白いと思います。深町秋生の小説は他にもあるのか知りませんが、読んでみたいと思います。
ぜひ、映画も本も見てみてください。